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日付と時刻の表示設定を行う --- date コマンド
date [option] [日付] [+ 表示形式]
現在の日付の表示・設定を行います。コマンドのみを入力した場合は現在の日付と時刻が表示されます。
日付の設定を行えるのはスーパーユーザーのみです。
オプション
-u |
時刻を UTC(協定世界時)で表示 |
-r second |
グリニッジ標準時(1970年1月1日 00:00:00)から指定秒(second)経過した日時を表示 |
-a [-]sss.fff |
時刻を秒単位(sss)で調整する。―(マイナス)指定も可。fff は秒の端数。 |
▼ 日時を表示する
% date  ←─── コマンドをそのまま実行
Mon Oct 20 21:32:23 JST 2003
▼ 表示形式を指定して日時を表示する
% date +%v  ←─── 表示形式を指定
20-Oct-2003
[ 日時指定のフォーマット文字列 ]
+ を指定することで表示方法が指定できます。
option |
表示される文字 |
%a |
曜日名/省略形(Sun〜Sat) |
%A |
曜日名/完全形(Sunday〜Saturday) |
%b |
月名/省略形(Jan〜Dec) |
%B |
月名/完全形(January〜December) |
%c |
日付と時刻(例 Sun Jan 03 11:07:24 2003) |
%d |
日(01〜31) |
%D |
日付 %m/%d/%y 表記(例 10/23/03) |
%e |
日(1〜31) |
%F |
%y-%m-%d 表記(例 2003-03-24) |
%g |
年の下2桁(00〜99) |
%G |
年/4桁表示(例 2003) |
%h |
月名/省略形(Jan〜Dec) |
%H |
時(00〜23) |
%I |
時(01〜12) |
%j |
1月1日からの日数(001〜366) |
%k |
時(0〜23) |
%l |
時(1〜12) |
%M |
分(00〜59) |
%m |
月(01〜12) |
%n |
改行 |
|
option |
表示される文字 |
%p |
AM または PM |
%R |
%H:%M での表記(例 23:34) |
%r |
%I:%M:%S %P での表記(例 18:23:34 PM) |
%s |
グリニッジ標準時からの秒数 |
%S |
秒(00〜59) |
%t |
タブ |
%T |
%H:%M:%S (例 15:30:11) |
%u |
週内の通算日・月曜が1(1〜7) |
%U |
年内の通算週・日曜が週の始まり(00〜53) |
%v |
%e-%b-%Y での表記(例 24-Nov-2002) |
%w |
曜日・日曜が0(0〜6) |
%W |
週・月曜が週の始まり(00〜53) |
%x |
その国の表記方式による日付 |
%X |
その国の表記方式による時刻 |
%y |
年の下2桁(00〜99) |
%Y |
年/4桁表示(例 2003) |
%z |
UTC からの時差 |
%Z |
タイムゾーン/地域(JST など) |
%% |
%(パーセントそのもの) |
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COLUM [ ロケール ]
国や文化圏といった、同じ言語や習慣などを有する地域をロケールと呼び、POSIXでさまざまなロケールが定められています。
UNIX のように多国語対応しているOSでは、ユーザーはロケールの設定を切り替えることで、同じUNIX上で複数の言語、文字コードなどを切り替えて利用できるようになっています。
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